トップ > 治療について > 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

掌蹠膿疱症の治療 【漢方内科Kメディカルクリニック】東京 世田谷 千歳烏山

疾患

疾患

掌蹠膿疱症の漢方治療

(しょうせきのうほうしょう)


「掌蹠」とは、四足歩行時に四足が地面につく部位に相当します。東洋医学では腎に強く関連した部位と言われています。また、皮膚は皮膚呼吸をしているため東洋医学では肺に関連した部位とされています。
 従って掌蹠膿疱症(しょうせきのうほう症)は皮膚の疾患ですが、東洋医学的には肺、腎の機能の低下による疾患として治療にあたる必要があります。

社団法人日本皮膚科学会「掌蹠膿疱症について」


症状


掌蹠膿疱症は四肢の掌蹠に無菌性の膿疱が多数認められる疾患です。無菌のため膿疱の中には細菌、真菌などの菌はいません。爪に変化を認めることもあります。 胸肋鎖関節、脊髄などの関節、骨に炎症を認める場合もあり、疼痛が著明で日常生活に影響がでることもあります。罹病期間は長期に及ぶことが多いです。軽快、増悪を繰り返し、女性に多くみられます。 抗生剤やステロイドなどの軟膏治療に抵抗性で治療に難渋することが多いです。
高温多湿な時期に症状が増悪する場合もあります。

原因


扁桃腺炎、歯科の金属のアレルギーなどが原因として報告されています。

併発疾患


掌蹠膿疱症は糖尿病脂質異常症、甲状腺疾患を併発することがあります。ご心配な方はご相談下さい。


掌蹠膿疱症の治療

掌蹠膿疱症の治療の方法としては、肺と腎の働きを高めながら炎症を抑える方剤(漢方薬)が使用されます。
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は治療が難しい疾患です。漢方薬による治療の経過が良好でも、軽快と増悪を繰り返します。軽快と増悪の変動の幅が少なくなってゆき治癒にいたります。
掌蹠膿疱症の漢方治療として報告されている方剤は

・十味敗毒湯

・桂枝加黄耆湯

・小柴胡湯加桔梗石膏

・白虎加人参湯

・加味逍遙散

・黄連解毒湯

などがあります。個々の病状により選択する方剤は異なってくるため他の方剤を選択する必要もあります。

【食生活の注意事項】
和食を基本にした食生活を送ってください。
肉類、脂質、乳製品は摂り過ぎないように注意しましょう。
過度のアルコール摂取や喫煙は病状を悪化させます。注意が必要です。



当院における治療経過例


症例①症例②
掌蹠膿疱症 治療例1
初診の様子
掌蹠膿疱症2-1
初診の様子
掌蹠膿疱症 治療例2
治療開始後【2ヶ月】
掌蹠膿疱症2
治療開始後【2ヶ月】
掌蹠膿疱症 治療例3
治療開始後【3ヶ月】
掌蹠膿疱症3-1
治療開始後【3ヶ月】 その①
掌蹠膿疱症3-2
治療開始後【3ヶ月】 その②


※本掲載写真につきましては、患者様ご本人の同意を得て掲載をさせて頂いております。

当クリニックは掌蹠膿疱症の治療を行なっている東京の病院です。東京、関東の方には通院しやすい東京の千歳烏山にあります。
掌蹠膿疱症でお困りの方は、宜しければ一度ご来院下さい。


掌蹠膿疱症Q&A

QUESTION1.

掌蹠膿疱症の患者数は何人ぐらいなのですか?

ANSWER

日本の患者数は、2005年の厚生労働省の調査で約26,000人と報告されています


QUESTION2.

体重が増えたら掌蹠膿疱症が再発しました。体重は増えると良くないのですか?

ANSWER

体重が増加して掌蹠膿疱症が再発することはしばしば認められることです。
掌蹠膿疱症の方は食事に偏りがある場合が多いです。動物性脂肪、砂糖類の摂取が多いのに比べて野菜の摂取が少ない傾向があります。油っこいもの、甘いものが大好きでお腹いっぱい食べると「湿」という余計な水分が体の中に溜まって「熱」を持ちます。
東洋医学ではこの状態を湿熱(しつねつ)といいます。体に熱がこもりやすい状態です。湿熱があると皮膚は炎症を起こしやすくなります。和食を中心とした食生活が必要です。
当クリニックでは掌蹠膿疱症の方の食生活の内容を確認しています。食事指導で食生活を改善し、減量のプランをお渡しする場合もあります。


QUESTION3.

漢方薬にビオチンが入っているって本当ですか?

ANSWER

皮膚疾患に使用される漢方製剤にはビオチンが多量に含まれています。
腸管吸収が容易な遊離型ビオチンが多いことが明らかになっています。
実際にビオチンの含有量を測定した論文が出ています。


©2009 K MEDICAL CLINIC.AllRights Reserved.